By Oohashi
LE KLINTのあかり
こんにちは。
日増しに日が短くなってきましたね。
とんぼの数もずいぶん増えました。
秋というとなんとなく夕焼けの光景がしっくりきます。
あっという間に真っ暗になってしまう日本では、夕方の薄暗い時間を上手に楽しむ方は少ないかもしれませんが、
北欧のように、少しずつキャンドルやあかりを灯していく生活に憧れます。
「あかり」
癒されますよね。
そんなあかりをもっと楽しんで頂きたいと思い、本日は照明のご紹介をさせていただきます。
LE KLINT レ・クリント
デンマーク近代家具の祖と呼ばれるコーア・クリントの父で建築家の”PVイエンセン・クリント”が趣味の延長として生み出したランプシェード。
紙を規則的に折り上げてつくる美しいシェードは、次第にそのデザインに人気が広まり、
1843年に「LE KLINT社」が創立されました。
60周年の2003年には、デンマークの王室御用達にも選定されるほか、多くの賞を受賞している老舗ブランドです。
もともとは日本の折り紙にヒントを得た紙製での商品でしたが、現代では特殊なプラスチックペーパーで製作されています。
1点1点職人さんがまるで折り紙を折るように手作業で製作しています。
以前作業工程をインターネットで見たことがあるのですが、まさに職人さんの手仕事という感じでした。
幾何学的なデザインであるにもかかわらず優美さを損なわないのは、手作りならではの温かさが商品にもあらわれているからなのだと感じます。
実はこちらの商品のみ、紙でできています。
創業当時の商品により近くて、なんだかレアですよね。
ブルーカラーもとても珍しいです。
パイナップルのような形状のこちらの商品は、ACTUS限定の復刻になります。
パイナップルをひっくり返して、ペンダントライトとしてもお使いいただけます。
また、テーブルランプとしてお使いいただいた際は、他の照明と違って転倒しても危なくないので、
小さなお子様がいらっしゃるご家庭にもオススメです。
また、ベッドサイドに置いた時も寝ぼけて手をバーン!とぶつけて倒してしまっても、心配なさそうです。
そしてなにより、このカタチ!本当にかわいいです。
画像の商品より一回り大きいサイズもあります。
折り紙を思わせる形状と、そこから醸し出す柔らかなあかりが、日本の住環境にもしっくりくるのだなあと改めて感じました。
光源は隠れていないデザインが多いですが、それを感じさせない優しいあかりです。
秋の夜長にぴったり。そんな照明です。